丹生都比売(にうつひめ)神社

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一昨日(10/24)は所用があって出かける場所のすぐ近くに「丹生都比売(にうつひめ)神社」があると聞いていたので、

所用を済ませた後、真っ先に参拝してきました。

 

美しい自然環境の中にある素晴らしい神社だったので、御由緒書きより、その一部を紹介しておきます。

 

・紀ノ川より紀伊山地に入り標高450メートルの天野盆地に当社が創建されたのは古く、今から千七百年以上前のことと伝えられます。太平時代に書かれた祝詞である『丹生大明神告門』によれば、丹生都比売大神は天照大御神の御妹神様でワカヒルメノミコトとも申し上げ、神代に紀の川流域の三谷に降臨、紀州・大和を巡られ農耕を広め、この天野の地に鎮座されました。また、『播磨国風土記』によれば、応神天皇が社殿と紀伊山地北西部一帯の広大な土地を神領として寄進されたとあります。

 

・千二百年前、真言密教の根本道場の地を求めていた弘法大師の前に、丹生都比売大神の御子、高野御子大神は黒と白の犬を連れた狩人に化身して現れ、高野山へと導いたと伝わっています。弘法大師は、丹生都比売神社よりご神領である高野山を借受け、山上大伽藍に大神の御社を建て守護神として祀り、開山しました。これ以降、神と仏が共存する日本人の信仰観がこの地において形成されてゆきました。中世、当社の周囲には、数多くの堂塔が建てられ明治の神仏分離まで当社は五十六人の神主と僧侶等で守られてきました。

 

・また、高野山参詣の表参道である町石道の中間にある二つの鳥居は、神社境内の入口で、まず当社に参拝した後に高野山に登ることが習慣でした。

 

 

・「丹生都比売(にうつひめ)神社」

 

  https://niutsuhime.or.jp

 

*丹生都比売(にうつひめ)神社のご祭神

 

【第一殿】丹生都比売大神(にうつひめのおおかみ)

【第二殿】高野御子大神(たかのみこのおおかみ)

【第三殿】大食都比売大神(おおげつひめのおおかみ)

【第四殿】市杵島比売大神(いちきしまひめのおおかみ)

 

の「市杵島比売大神」は瀬織津姫ではないかと思っています。

 

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