越木岩神社・石の宝殿

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北の磐座(越木岩神社)からの風景(マンション建設の用地が迫っている)

昨日は「越木岩神社」と「六甲山神社」に参拝してきました。

 

御神体や御神木はおそれおおいので、写真は撮りませんでした。

 

六甲山から帰宅すると届いていた「ホツマツタエ」を何気に開いてみると、次のように書かれていました。(「やさしいホツマツタエ」より抜粋)

 

■ある日、アマテルカミ様の弟君ハナキネ(ソサノオ)様が和歌が五と七でつづられる理由を、姉ワカ姫様に問いますと、姉の答えは、アワ(天地)の節に合わせたものであるということでした。

 

■「これシキシマ(日本)の和歌の道かな」と言いますのは、アメミオヤの息(ビッグバン)が次第に形をなし、この国がシキシマ【五元素ウツホ(宇宙の始まり)、カセ(風)、ホ(火)、ミズ(水)、ハニ(地)が次第に締まっていく行くこと】として現れたことを、地(ワ)の神に和歌を詠んで感謝することが、和歌の道であります。

 

■JR西宮駅の山側に廣田神社、海側に西宮神社があります。ワカ姫が育った地は、この2つの神社だけでなく六甲山の麓も含まれます。ワカ姫の誕生地は茨城県にある筑波山。太陽の最も高い時に生まれたのでワカ姫には「ヒルコ」という名もあります。ワカ姫のお亡くなりになった場所(ホコラ)は越木岩神社

 

「ホツマツタエ」によって、越木岩神社のご祭神(ひるこおおかみ)を七福神の「恵比寿」様として知られる神様と説明しているカラクリを解き明かすことができるように思います。

 

同じく、甑(こしき)岩の祭神市杵島姫大神 【ワカヒルメ:ヒルコ(イザナギイザナミの娘)の可能性あり】を俗に弁財天と称するカラクリも。

 

また「五元素」が和歌として説かれていることにより、日本の古来(縄文時代)の精神性の高さが判ります。

 

■カカンなす 春のひとしく めくりきて

 磯の真砂(まさこ)は 磐(いわ)となる

 よよノンテンの ホツマフミかな

 

(歌の解説)

カカンは、宇宙の創造神アメミオヤが息を吐いた時に、左右の渦巻が起こり、そこから、宇宙の五元素が生まれ、さらに宇宙が現れていく様。

ノンテンは、ノンは方角や言葉が生まれる様、テンは人が生まれる様、カカンノンテンで万物が創成されて行くことの表現。(やさしいホツマツタエより)

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